1853年創業のカスタムブーツメーカー・Rios of Mercedes(リオスオブメルセデス)。その名の通り、テキサス州メルセデスに工場を持つブランドで、昔ながらの製法を守り抜き、最高品質のブーツを作り続けています。オーダーを入れてから製作にかかるカスタムオーダー専門メーカーで、同社傘下にはセカンドラインとして1989年に誕生したANDERSON BEAN BOOT CO.(アンダーソンビーンブーツ)や近年傘下に加わった1875年カンザス創業のOLTHE BOOT CO.(オレイサブーツ)といった全米のカウボーイから支持を集めるウエスタンブーツカンパニーが揃っています。今回はそんなRios of Mercedesを始めとしたウエスタンブーツの最高峰の魅力を特集します。
"YOU GET OUT WHAT YOU PUT IN."
Rios of Mercedesのブーツは、創業から170年経った今でも一足一足手作りされています。職人たちのブーツ作りへの姿勢は、芸術家に勝るとも劣らないもので、価値のあるブーツでなければ工房から出さないことも。共同経営者のトレーナー・エバンスがブーツ作りの理念として提唱した“You get out what you put in.”(努力せずして成功無し)の精神が随所に息づいています。
職人技のシンフォニー
テキサス州メルセデスの工場で職人たちが奏でる『音』は、まるで交響曲のようです。手作業で行われる芸術的なはめ込み細工。シンガー社のヴィンテージミシンが、100年以上前に行われたのと同じように音を立てます。ハンマーが鳴り響く中、皮革が鞣され、ブーツの底が打たれていきます。 革のトゥボックスは、一定のリズムで削られ、磨かれていきます。そういった職人技の結晶がRios of Mercedesのブーツです。
天然皮革ならではのフィット感
Rios of Mercedesのブーツには天然の高級皮革がふんだんに使用されています。ぴったりとフィットしながらもしなやかな履き心地。歩くたびに足に馴染み、しっかりホールドしてくれるのは、こだわりの素材を選び抜いた結果です。皮革の自然な伸びを念頭に置いてカットされ、縫製されているので、長い期間履き込み、自分だけのブーツに育てる楽しみも味わえます。
最高峰のハンドメイドブーツ
Rios of Mercedesのブーツを形作る上で最も重要なのは、技術的要素ではなく、ブーツ職人が日々手作業で込めた想いだと同社は言います。天然皮革を用い、手作業で作られたブーツは、厳密に全く同じものは存在しません。一足一足丁寧な手仕事により作られたウエスタンブーツは、値段以上の満足感を与えてくれます。量産されたブーツとは一線を画す、Rios of Mercedesを是非体験してください。
取り扱いブランド一覧